江戸時代 | 徳川幕府の碁所高家(安井家)、武家屋敷などへの御出入を許された職人(職業)として「伝次郎(でんじろう)」という飾金具師がおり、「ナガノ」の職業上の始祖と考えられる。 その後京都に移住。その子孫は「鍔屋伝兵衛(つばやでんべえ)」を名乗り、鍔(つば)を主とした刀剣、装飾金具の製作を業とした。屋号を「鉄元堂(てつげんどう)」と称した。 |
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明治時代 | 明治維新後は、刀剣関係の仕事が徐々に少なくなっていった。「廃刀令(明治九年)」がきっかけで仕事の重点を変更せざるを得なくなり、金物製作の手腕を活かせる職業として、襖・建具・神社・佛閣・建築関係の諸金物の製造をするようになった。 |
大正時代 | 大正四年二月に「長野又吉」は京都より大阪に移住。大阪市浪速区難波元町にて襖・建具用戸引手を中心に関連諸金物の製造を開始。 「長野製作所」を創業した。 |
大正 8年 | 大阪市東区清水谷に移転。 |
大正 11年 | 大阪市生野区中川町に移転。 |
昭和 6年 | 「長野光蔵」は東大阪市永和二丁目に工場を移転、「長野製作所」の親方に就任。 |
昭和 16年~ | 太平洋戦争が勃発。金属の材料調達が困難になり、ファイバー(表面の赤い印刷厚紙)を使った襖引手を取り扱うようになった。 当時は、家庭内の銅・真鍮製品の供出が実施されていたので、金物の製造ができず大阪府庁に材料調達ができるよう申請する運動を起こした。その後、金物製造の為に必要な材料(銅、真鍮など)が配給制度になった。 |
昭和23年 4月 | 大阪市天王寺区茶臼山町に敷地面積、約330平方メートル、建坪約300平方メートルの工場および営業所を新築移転する。 |
昭和28年 4月 | 「長野良雄」が学業終了後、就業する。 |
昭和28年 10月 | 大阪市東成区大今里西一丁目二十四番六号に移転。営業所および一部工場を新築。 (土地約150平方メートル、建坪270平方メートル)。 |
昭和30年 2月 | 「株式会社 長野製作所」に改組。初代代表取締役に「長野良雄」就任(資本金35万円) |
昭和34年 4月 | 大阪市生野区東3丁目10番22号に生野工場設置。 |
昭和35年 2月 | 資本金140万円に増資 |
昭和38年 4月 | 資本金280万円に増資 |
昭和41年 4月 | 資本金560万円に増資 |
昭和42年 3月 | 資本金1000万円に増資 |
昭和43年 3月 | 大阪市東成区大今里西1-25-4に営業所を新設し営業部、出荷部を移転する。(土地面積約290平方メートル、建坪 約220平方メートル) |
昭和43年 4月 | 登録商標(やまちょう)の認可を受ける |
昭和43年 10月 | 登録商標 BIDOOR(ビドー)の認可を受ける |
昭和48年 4月 | 大阪市東成区大今里西1-5-7の土地、建物を入手。出荷部、倉庫を移転する。(土地面積 約250平方メートル 建坪 約600平方メートル) |
昭和50年 1月 | 生野工場を「桝井製作所」として分離独立させる。 |
昭和50年 3月 | カシオ計算機製ミニコンピュータ 「シグマ7000」稼動開始。コンピュータによる売上、仕入れ管理をはじめる。 |
昭和50年 4月 | 営業所の増改築を行う。 |
昭和61年 1月 | プラスティック襖引手でトップ企業となる(住宅資材新聞調べ)。 業界初の「嵌合(かんごう)式ステンレス製引手」開発。 |
平成 2年 5月 | 「株式会社 ナガノ」に社名変更。 ナガノビル(鉄骨4階建て 建坪約530平方メートル)竣工にともない、営業部他全業務を集中させる。 |
平成4年 4月 | 「BIDOOR(ビドー)戸引手の総合カタログ 1992年度版」創刊。 |
平成4年 10月 | 定期刊行誌「BIDOOR(ビドー)ニュース」発刊。新製品情報、金物、建築、建具、襖、業界ニュースなどを掲載し、毎月定期的に発行。 |
平成 6年 7月 | 「BIDOOR(ビドー)戸引手の総合カタログ 1994~1995年度版」発行。 |
平成 7年 11月 | 「BIDOOR(ビドー)内装資材の総合カタログ 1996年度版」発行。 |
平成10年 1月 | 「BIDOOR(ビドー)室内用資材総合カタログ 1998年度版」発行。 |
平成10年 9月 | 「長野孝豊」就業。 |
平成11年 1月 | パソコンネットワークの導入と整備が行われる。 |
平成11年 3月 | 営業部と商品部を分離させる。営業部に顧客管理制度を導入し、商品部には製品の品質管理の強化を図る。会議によって各部門の情報の共有化、意見交換を開始する。 |
平成11年 4月 | 業界初の量産襖(12mm心材)専門カタログ「BIDOOR(ビドー)BEST SELECTION 量産襖用製品シリーズ Vol.1」発行。目的別・用途別製品カタログの第一弾となる。 |
平成11年 9月 | 業界初のリサイクル襖引手「エコ木製シリーズ」「エコプラスシリーズ」開発 |
平成12年 1月 | 「BIDOOR(ビドー)ニュース」の構成が一部変更(マイナーチェンジ)される。 |
平成12年 4月 | インターネット・ドメイン「bidoor.co.jp」取得。 電子メールによるご注文・製品に対するお問い合わせの受け付け開始。 |
平成13年 8月 | 「BIDOOR(ビドー) BEST SELECTION 量産襖用製品シリーズ Vol.2」発行。 全製品写真・DATA等のデジタルデータ化の整備が開始される。 |
平成13年 11月 | 「BIDOOR(ビドー) BEST SELECTION 和襖用製品シリーズ Vol.1」発行 |
平成14年 4月 | 業界初、複合検索機能を搭載した本格的ホームページ「BIDOOR(ビドー)ホームページ」開設 |
平成16年 4月 | BIDOOR(ビドー)ホームページが増設。インテリア金物WEB 民芸家具金物WEB 寺社・仏間用金物WEBの3つのホームページが開設される。 同時にPDF版の製品カタログ・価格表のダウンロードサービスを開始 |
平成16年 8月 | 「BIDOOR(ビドー) BEST SELECTION 和襖用製品シリーズ August, 2004 issue」発行 |
平成17年 3月 | 「BIDOOR(ビドー) BEST SELECTION 装飾金物製品シリーズ Mar, 2005 issue」発行 |
平成18年 5月 | 携帯電話用サイト BIDOOR MOBILE(ビドーモバイル)を開設。携帯電話の二次元バーコード(QRコード)読み取り機能によるアクセスに対応。 |
平成18年 11月 | ビドーニュース PDF版のメール配信開始。 |
平成19年 2月 | 金属製木目襖引手「ウッディシリーズ」が実用新案登録される。 |
平成19年 4月 | 「BIDOOR(ビドー)BEST SELECTION 集合住宅用インテリア金物シリーズ April,2007 issue」発行。 印刷カタログとBIDOOR MOBILE(ビドーモバイル)との完全連携開始。 |
平成19年 6月 | BIDOOR(ビドー)ホームページのインテリア金物WEBがマイナーリニューアル。建具関連商品を新増設。 |
平成19年 9月 | デジオ放送局「5時の社長室」公開 |
平成19年 11月 | ビドーニュースPDF版 全文検索データベースを公開 |
平成21年 4月 | 「BIDOOR(ビドー)BEST SELECTION 襖・建具用品カタログ April, 2009 issue」発行。 |
平成21年 11月 | 日本初の建築金物検索システムを搭載したインテリア・建築金物総合専門通販サイト「ビドーパル」を公開。会員制販売開始。 |
平成23年 6月 | 代表取締役に「長野孝豊」就任 |
平成24年 10月 | 建築金物総合通販 ビドーパル スマートフォン専用サイトが公開 |
平成26年 2月 | 本社住所をを大阪支店住所に移転 |
平成26年 4月 | 株式会社ビドーに社名変更 |
平成27年9月 | 白木椽(ふち)量産襖用品パンフレット発行。 |
平成28年1月 | 通販サイト「ビドーパル」をリニューアル公開。業界初ランクテーブルによるシークレット価格を導入。新検索コンソールの搭載。 |
平成28年4月 | 「ワトモスシリーズ」カタログ発行と同時にWEBサイトのリニューアル公開。新検索コンソールの搭載とワトモス特設ページの併設、ビドーニュースのカテゴリ検索システム搭載。 |